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歯磨きカレンダー

きょうも はみがきできたかな?
ごはんをたべたら はをみがこう!
はみがきができたら カレンダーにシールをはってね!

歯みがきカレンダーは、ご自宅で、お子様の仕上げ磨きをした後や、本人が歯みがきをした後に、シールを貼っていただくものです。
小さいうちに、歯みがきの習慣をつけることは非常に重要ですが、実際には嫌がるお子様もおられます。
そこで、仕上げ磨きを受けた後、自分で磨いた後に、カレンダーにシールを貼ることで、楽しく歯みがきをする習慣をつけることが目的で作成しました。ぜひ、ご利用ください。
シールは、各自ご家庭でご用意ください。

はみがきカレンダー

※乳歯から永久歯の生え変わり時期の目安は下記のPDFをご参照ください。

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歯みがきが必要な理由

食後に歯みがきをしないと、歯面に食べ物が残ります。そこに細菌が繁殖して細菌の塊「プラーク」が形成されます。口腔内が酸性になり、歯が溶かされてむし歯(カリエス)になります。口腔内が汚れていると、カリエスになるだけでなく口臭、歯肉炎、歯周炎を生じる可能性もあります。毎日、食後の歯ブラシが重要になります。たまにしっかり磨いてもむし歯、歯肉炎、歯周炎、口臭を防止することはできません。

乳歯は永久歯に生え代わるのでむし歯になっても大丈夫?

乳歯と乳歯の間がむし歯になると、歯の幅が狭くなっていきます。治療をしないままほっておくと、周囲の歯が移動して永久歯の萌出スペースが不足してしまいます。またむし歯がひどくなり歯の神経がダメになると、歯根の先端に膿がたまることがあります。膿の袋が大きくなると、乳歯の下にある永久歯が押されて、位置がずれてしまうこともあります。
乳歯がむし歯になっても、永久歯があるから大丈夫という判断は間違いです。むし歯にしないようにしっかりと歯みがきをしましょう。

乳歯が揺れてきて、歯みがきをすると痛がるんだけど、
磨かなくてもいいの?

乳歯から永久歯に交換する際に乳歯が揺れてきます。乳歯が揺れている状態で歯みがきをすると、痛みを生じることがあります。そのような状態では痛くなるのを嫌がり、揺れている歯の周囲にハブラシを当てないように歯みがきしてしまうので、乳歯の周囲の汚れが取れていないことが多いようです。その場合、隣接する歯(永久歯・乳歯)にも汚れが残り、むし歯になってしまうことがあります。揺れている歯の周囲は注意して磨いていただくことが必要になります。揺れが大きく痛がって歯みがきができない場合には、乳歯の抜歯も必要になります。

永久歯萌出中の歯みがきについて

乳歯が抜けても永久歯が少しずつ萌出するので、乳歯と同じ高さまで萌出するまでには時間がかかります。乳歯の咬む面(咬合面:こうごうめん)を磨いていても、永久歯の咬む面が磨けていないことがあります。永久歯の咬む面だけを磨くことも必要です。
永久歯が萌出した際にはまだ完成していないため、この時期に永久歯の表面の汚れが取れていないと、むし歯になりやすい歯になってしまうことがあります。永久歯が少ししか見えていなくても、見えている部分はしっかりと磨いてください。

保護者の仕上げ磨きはいつまですればいいの?

保護者による仕上げの歯みがきをいつまで行うのかについては、正解はありません。一般的には小学校の高学年くらいまで行っているご家庭が多いようです。年齢で仕上げをやめるという考え方ではなく、自分で全体をしっかり磨けるように保護者が指摘、指導を行ってください。仕上げ磨きを終了しても、磨けているのかの確認のため、口腔内のチェックはしばらく続けていただき、本人に磨き残しを指摘して、自分でしっかり磨けるようにしましょう。

食後すぐに磨いたほうがいいの?

はい、磨いてください。朝の歯みがきで汚れが取れていないと、夕食後の歯みがきまでの間にも、むし歯、歯肉炎が進行しています。夕食後にしっかり磨いていても、進行したむし歯、歯肉炎が完全に回復するわけではなく、だんだんむし歯、歯肉炎が悪化していきます。昼食後は、磨く時間がないことが多いので、朝食後、夕食後の歯みがきに差がないようにしっかりと磨いてください。それでも心配な場合は、帰宅後に歯みがきをしてください。
お子様の前で、保護者が歯みがきをしているところを見せることも重要です。可能であれば食後は保護者とお子様と一緒に歯みがきをすることをお勧めしています。一緒に磨いていると、お子様も自分だけさっと磨いて終わりにすることが難しくなります。

仕上げ磨きをしているのにむし歯になるのはなぜ?

奥歯の溝はハブラシの毛先より幅が狭いので、しっかり歯みがきをしていても溝の中からむし歯になることもあります。

痛み、症状がないのに定期検診に行ったほうがいいの?

定期的に通院することにより、むし歯、歯肉炎等の問題を早期発見することが可能です。早期に治療を行うことにより痛みを感じることなく治療を行うことも可能な場合があります。
かかりつけ歯科医を作って、痛み、症状がなくても定期的な歯の検診をされることをお勧めします。
永久歯がむし歯になった場合、現在の治療では、悪い部分を削って別の素材を詰める、かぶせる治療で、完全に元に戻せる治療ができるわけではありません。むし歯のない健康な歯のままで成長できることは、非常に素晴らしいことです。

小児医療費助成
(0歳から中学3年生)

相模原市では0歳から中学3年生までの子供の医療費を助成するシステムがあります。
ぜひご利用ください。

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